さまざまなチューニングが  スチールギターとスラッキーギター
        
 ギターは通常、1弦からE、B、G、D、A、E、と なっています。この調弦を替えて(弦をゆるめて)演奏するスラッキーギター。チューニング方法は種々あり、幾つあるか分からないとも言われます。
 ハワイアンでは一般的なGチューニング(1弦から、D、B、G、D、G、Eで、別名,:タロパッチ・チューニングというそうです)が弾きやす いチューニングです。
 これはクラシックギターでよく使われる調弦と共通しています。クラシックでは、6弦をDにする曲はかなりあります。タレガ作曲の「アラビア風奇想曲」は とても有名です。さらに5弦をGにして弾く曲もあります。Gチューニングは、さらに1弦をDにするだけなので、クラシックギター弾きには、慣れたチューニ ングと言えます。私(tomi)は、6弦をさらにCまでゆるめるチューニングも、好んで用います。
 その他のチューニングは、「あれが良い」「これが素晴らしい」とは聞いても、混乱するだけだから試していません。
 スラッキーギターほどではなくとも、スチールギターのチューニング方法も数多くあるようです。そもそも弦の数も決まっていません。6弦、7弦、8弦、 10弦(それ以上のもあるようです)、そしてそれが二つ、縦につないだダブルネックから、3つ、4つのタイプまであります。ペダルを踏んで瞬時にチューニ ングを替えるタイプもあり、ペダルの数も2本、4本から8本くらいまであります。
 スチールギターを始めるには、先ず、どんなチューニングで始めるかというのことから決めなければなりません。
 ナレオアイランダースのスチールギタープレーヤー(すなわち筆者)は、8弦のシングルネックで、1弦から
 C#、E、C、A、G、E、C、F のチューニングでやっています。いつも世界で「俺だけのチューニング」と言っています。
 開放弦状態で書くと、A7(A)、F、C、Am、Am7(C6)、Fmaj7、1音足りないEdimが弾けます。
 それで結構、満足していたのですが、昔やっていたA7チューニングをやってみようと、ダブルネックを購入しました。
 カノウプスのバッキースタイル・ダブルネックです。製造元の神谷氏から、E7を勧められ、結局は、それを採用しました。奥様の名スチールプレーヤー、関 万里子さんもE7で、今はなき大塚竜夫さんも、このチューニングです。大塚竜夫さんのフラ演奏は好きでしたので、今はこの響きにはまっています。「俺だけ チューニング」は複雑で、違う弦をはじくと、ひどい間違いに聞こえるし、超へんてこ和音になるのに、E7チューニングでは、全部弾いても7thコードだか ら気が楽です。
 楽器の音色も甘いので、これまでの弾き方を変えて単音を丁寧に弾くように心がけると思います。多分、きっと、おそらく。
 追記1
 結局、今又、便利な「A7(A)、F、C、 Am、Am7(C6)、Fmaj7、1音足りないEdim」チューニングに戻っています。左指で弦を押し上げて、完全なディミニッシュができる便利さもあ り、シングルネック、しかも、ラップトップを多用しています。
 追記2
 クラシックギターで5弦をDにすると書きました が G にするの間違えで訂正しました。
            

    弦を選ぶのが難しい  弦楽器の宿命
        
 ギター、ウクレレなど弦楽器は、その楽器にあった弦を 選ぶことが重要です。色々ある弦をテストした結果の報告を書いたホームページも多いようです。大変 参考になります。
 釣り糸用のフロロカーボン材が、ウクレレ弦として使われています。音が固いようですが、張ってすぐに音が安定するので、演 奏本番前に替えても安心な弦で、頻繁に取り替えるときには使いました。しばらく使うと弦がささくれ立ってきますが、それでも音程はあまり狂いません。
 クラシックギター弦で使われだしたナイルガット弦(アクィーラの Alchemiaシリーズ)が、ウクレレにも使われ出しています。
 どの楽器には、どこのメーカーのどんな弦が良いのか、決定するのは難しく、試行錯誤です。一番問題なのは、時間が経つと、これはどこの弦だったのかが、 分からなくなることです。そこで、ギターやウクレレのケースの中に、今張られている弦の箱を入れておくことにしているのですが、どさくさで入れ替わっ たりしています。
 クラシックギター弦で有名なオーガスチンの赤、青ラベルは、1、2、3弦が、取り替えたばかりでも音が合わなくて、もう一度張り替えたことが(さらに替 えたこともある)あります。
 音が気に入っているので使っていましたが、弦の材質あるいは太さが安定していないようです。
 ハナバッハ/ドイツ、プロアルテ/アメリカ、オーガスチン/アメリカ、サバレス/フランス、アクィーラ/イタリア、ラ・ベラ/アメリカを使いました。
 ウクレレは、マーチン、ghs、ヒロ、最近はテナー、コンサートにはアクィーラかD'Addarioを使っています。10年も前だと、ウクレレ弦を手に 入れることができなかったことが、うそのようです。ウクレレマン・ワッキーのように、ウクレレをずっと弾き続けていた人は、ギター弦を工夫して使っていた ようです。
 ウクレレの音が合わないのは、フレット音痴やナットの穴径と弦の太さが合わない場合や、弦高の関係が多いので、弦の品質や正確さはよく分か りません。
 ギターのスチール弦も種類が多すぎて、どれがどんな音だったか、わかりません。Martin、Elixir、DR"Rare"、JohnPearse、 D'Addarioなどのメーカーから、各種テンションの弦が出ています。セリカモはElixirのライト、常郎はgibsonのミディアムを好んでいる ようです。
 ところで、スチールギターは、その時、手元にあった弦を使い、何年もそのままで使っています。切れることがないのと、音の伸びはアンプやエフェクターで 調整でき、そして、音程はバーの位置とビブラートで自然に調整できるので気にしません。かなりいい加減です。
 練習の時は、8000円のおもちゃみたいなアンプを使うくらいで、演奏データーをアップするにあたって、ちゃんとしたアンプと楽器と、そして新しい弦で 録音しておけばと良かったのにと、後悔しても後の祭りです。
            

    チューバはベーフラ??  音楽用語の混在と混乱
     
 ようやく、ウッドベースを修理に出しました。
 根柱を倒してしまい、弦は、ゆるゆるでも、そのままにしておいたので、表面がへこみ気味です。弦を外さないと、長い時間テンションがかかり、このように なってしまいます。ギターなら、ネックの反りになってしまいます。
 この機会に、ピックアップも取り付けます。今、使っているベースは、駒が高いこともあり、弦高が、かなりあります。駒を削ればいいのですが、いずれ根柱を立て 直すからと、そのまま使っていました。修理に出した方のベースは、弾きやすく、柔らかい響きがします。
 知り合いのデキシーバンドから、ベースのトラ(エキストラ)を頼まれたバンマスが、弾きやすいベースを使いたくて、ついに行動を起こしました。これまで は、運ぶのが面倒だったのです。このデキシーバンドでは、ウッドベースでなく、チューバーを使っています。チューバー奏者の都合で、そのトラを、ウッドで 務めるのです。使っているチューバーは、少し小振りのEs Bass(エスバス、すなわち、E♭イーフラット)です。そこで、また耳にした不思議な言葉。「べーフラのチューバーが、云々‥‥」。
 べーフラ(べーのフラット?)なんて音はないのです。
 テレビドラマ「のだめカンタービレ」で、クラシックの音楽家役が、「べーフラの音」と話すシーンがあったそうで、インターネットの書き込みで、かなり批 判され、笑いものになっていました。
 べーは、ドイツ語のB。ドイツ語で音階を言う時、B(べー)は、B♭(ビーフラット)のこと。それならB(ビー)の音は、ドイツ語ではなんというのか。 H(ハー)なのです。べーは、シの半音下の音。ベーを更にフラットするの?もっとも、ドイツ語で言うなら「フラット」ではなく「es」をつけます。
 このあたりの話は、バンマス が、ブログで、こだわって書いています
     


   キーはG、最近のフラ曲の傾向  誰もが喜ぶキーはG!

    
 各ハーラウからフラ曲のテープ(元はCD)が送られて きます。この(CD)通り演奏してくださいという意味です。キーはGが圧倒的に多いのです。カセッ トで送られてくると、A♭だったり、F♯、あるいは1音近く違う場合があります。半音、1音なら合わせやすいのですが、微妙な音の狂いが多いのです。カ セット間の回転の違いで起きるもので、これからは、デジタル音源のMD、CDで録音して欲しいものです。踊りだって、1音も狂えば、演奏速度はかなり変 わってしまいます。
 それでも、元がGと分かるのは、各楽器の響きなのです。ベースの開放弦の響き、スチールギターのハーモニックス、スラッキーギターの音、ウクレレのヴァ ンプの流れなどで「Aに近い音だが、本来はGだな」と判別できます。
 スラッキーが多用されるためにGが多く、ついでCが多いのではないかと思います。
 ナレオアイランダースもGは大歓迎です。先ず、ベースマン・エビ様が大喜び。ウッドベースは開放弦が大いに使えます。ギターは解放弦優先コードでも、 セーハコードでも使いやすいし、Gにスラックすれば、なおさらです。ウクレレも弾きやすいポジションが使えます。譜も♯が1個だけです。
 ナレオアイランダースのフラ演奏に限れば、歌い手の都合よりも、楽器演奏の都合を優先する傾向があり、それだけでもGを採用することが多っかたのです が、これで堂々とGを採用できます。
 ポピュラーやジャズでは、色々なキーを使いますが、その度にベースマンが泣いたり、ギターマンが悔しがったりしています。Gは、みんなが穏やかな顔で演 奏できるキーなのです。
         


   一時代は去れり ドン・ホー逝く 逃げた女房にゃ未練はないが〜!

    
 この4月(2007年)ドン・ホーが逝きました。 1960年代、国内のハワイアンブーム最後の時期、一世を風靡したハワイアンの大御所だ。「タイニーバ ブルス」の大ヒットは、「真珠貝の歌」に続くビッグヒットで、一般の人が知るハワイアンミュージック最後のヒット曲かも知れません。この頃、ドン・ホー と、バックを務める「ジ・アリーズ」のコーラスを真似るのが流行り、ナレオアイランダースでも、常郎、ワッキー、エビ様が大学4年生の頃 は、ハーモニーをコピーして、「アイルリメンバーユー」「珊瑚礁の彼方」を演奏していました。
 ハワイでのドン・ホー追悼セレモニーはすごかったようです。ハワイやアメリカ本土では、ハワイを代表する歌手として知られています。歌唱力では、アルフ レッド・アパカの方が上に思えますが、今では、知名度がドン・ホーにはかないません。
 昨年は、国内では大橋節夫さんが亡くなりました。
 また、フラ関係の方でも近隣以外、知る人は少ないでしょうが、日野市のフラの先生、山住文子さんが、5月に亡くなられました。ハワイ語は分からないとい う理由で、主に日本語、英語のフラを指導していました。ナレオアイランダースも、ひと頃はハワイ語のフラ演奏は避けていました。フラを踊る方たちは、意味 が分からなければ「振り」が付けられないので、歌詞の勉強をしているようですが、演奏する側は意外と意味が分からなくても歌っている場合があるようです。
 ナレオアイランダースは、曲の意味や曲想が分からず歌うことに疑問を持っていたのです。言葉一つ一つの意味も知る必要があります。陽気な長調の曲が多い フラでも、中にはしっとりした曲もあります。「逃げた女房にゃ未練はないが、お乳、欲しがるこの子がかわい」などの歌詞だったら、どうするんだと、言い訳 を言って避けていました。
 その点、日本語のハワイアンは私たちでも分かります。オッパチこと大橋節夫の「アロハウクレレ」「赤いレイ」「グッバイホノルル」、バッキー白方の「ホ ノルル娘」なら悩むことはありません。
 山住先生も「オッパチメロディー」を好んで選曲されました。山住さんがいなくなり、これからナレオアイランダースのフラ演奏で、オッパチサウンズがなく なってしまうことが予想されます。
      


   KanakaWaiwaiは「神よバイバイ」? ナニワはありがとう

     
 最近「カナカ・ヴァイヴァイ」という曲に凝っていま す。ナレオアイランダースとして演奏しているわけではなく、バンマス、キー坊、ワッキー、セリカモの 「ユーカレイリーズ」メンバーで演奏しています。ピアノとスラッキーギター、そしてウクレレで演奏していますが、近々、ナレオアイランダースのレパート リーとなるはずです。
 この曲は、歌詞に「イエス」が出てくるように、ハワイ語の賛美歌なのです。
 西欧諸国が領土拡大の手段として、宗教(キリスト教)を利用したことが知られていますが、その名残の曲なのでしょうか。ハワイ王国がアメリカに組み込ま れていった過程を知る者にとっては、少々複雑な思いがします。カラカウア王やリリウオカラニ女王の抵抗も空しく、併合されていったハワイの人たちの悲しい 出来事と結びつけて考えるのは、飛躍しすぎでしょうか

 ハワイでは、一時、「ナニワ」が感謝の言葉として使われていたそうです。アメリカに併合されそうな時期に、日本の軍艦「浪速」が入港し、王国に無言の支 援を与えた話はかなり知られています。その時の艦長が、後の「東郷元帥」だったことや、ハワイ王が日本と同盟を結びたいと希望していたことも知られていま す。白人以外のハワイの人々の期待と支持を得た、巡洋艦「浪速」の故事で、「ナニワ」が「ありがとう」の意味で使われた時期があったのです。
 最後のハワイ王、リリウオカラニ女王は幽閉され、そして有名な「アロハ・オエ」が作られたことが、王朝悲話として伝えられています。
 この「アロハ・オエ」も素晴らしい曲ですが、これで「フラ」を踊るのを見たことがありません。「これで終わり」「トリは私たちだ よ」になってしまうから選曲しづらいと聞きました。メレフラの最後の曲も「ハワイ・アロハ」に取って代わられています。お別れではないからだそうです。 せっかくの名曲なのに演奏機会も減って、もったいないと思っています。
 ハワイの神々を讃えたカヒコの踊りの後で、征服者側の神を讃える「カナカ・ヴァイヴァイ」は演奏され、踊ることもあるのに‥‥。
                            

   おばさんのおしゃべりを止める!  永遠の課題か?
                
 多摩ハワイアン連盟主催の「サマー・ジョイント・フラ パーティー」に参加してから、ナレオアイランダースの課題は「おばさんのおしゃべり」をいかに止めるか、にあります。
 このパーティーに参加しての6年間、ナレオアイランダースは、フラを踊るための曲ではない、聴かせるための曲も数曲ずつ演奏しています。ジャンルはハワ イアンではなく、ラテン、ジャズ、ポピュラーが中心です。
 ある時、得意中の得意曲「引き潮」を演奏しました。波の音(小道具を使いました)に、ウミネコの鳴き声(スチールギター)。そこへピアノが、潮の流れを 感じさせる細かいパッセージを入れて、いよいよスチールギターが主旋律を奏でます。バンマスのスチールギター(8弦シングル)は、メロディー最初の Cmaj7(G、B、C、E、G、B)が出せる調弦です。ピアノのメロディーにウクレレのアルペジオが絡む箇所。ギターのオブリガードやスチールのミュー ト奏法。聴かせどころがいっぱいあるのに、演奏している私たちには、仲間の楽器iの音よりも、「おばさん達のおしゃべり」の方が大きく聞こえてきたので す。
 「どこのフラの衣装はどうだ、こうだ」「化粧がどうだ、こうだ」「だれそれが、踊りのどこで失敗した」など、私たちも会話に参加しているような気になり ました。
 その翌年から、「どうしたら、しゃべらないで聴いてもらえるか」の闘いが始まりました。
 ウクレレの派手なソロ演奏も、ウクレレに興味のある人には受けるが、衣装の話は止められない。リズミカルなラテンは踊る人が出てきて、踊りは喝采を受け るが、聴いてもらえたということではありません。

 毎年、ある団体の親睦会で演奏をしていますが、ここではハワイアンはあまり演奏しません。ある時、韓国ドラマ「冬のソナタ」の主題曲を演奏したら、数人 の女性が不思議そうにステージの前に出てきて聴いていました。
 「よし。今年のジョイントパーティーは、これだ」と決めました。

 「サマー・ジョイント・フラパーティー」の当日。ナレオアイランダースは数曲のフラ曲を演奏し、いよいよバンドの自由演奏曲。韓流ドラマの主題曲とだけ 紹介して、ピアノの前奏が始まりました。横を向いておしゃべりに夢中のおばさまが「えっ」という顔で振り向き、曲が分かった人から は拍手が起きました。やがてドラマーのグッチが韓国語で歌い出します。ピアノはドラマで流れた演奏そのままのコピー。ウクレレがパッセージを入れる編曲で す。
 みなさん、しばらくは静かに聴いていました。原曲のまま演奏したので5分近くかかります。
 演奏後の反省会で「持ったのは1分半だったねえ。短くした方がよかったかねえ」と、成功半分、失敗半分の評価をしました。それでも最後までしっかり聴い てくれた人は多く、喝采を浴びました。私の記憶が間違いでなければ‥‥‥。
 次の年も、韓国ドラマで行こうかと話が出ましたが、「チャングムの誓い」の主題曲は「オナラ、オーナラ」と歌うので、コミックバンドになってしまいそう だと判断し取りやめました。
 この時の1分半という静寂は、未だ破れない記録となっています。
       

   大橋節夫とハニーアイランダース との出会い
        
 私たちが、バンド再結成をした1999年。国内にはプロのハワイアンバンドが、とても少なくなっていました。
 大学に入り、軽音楽クラブのバンドの中から、カントリーやデキシーランドジャズ、スィングジャズ、ビッグバンドを選ばないで、なぜハワイアンバンドを選 んだのか。
 なんとなく易しそうだったから。歌が好きだから。ハワイに憧れていたから。ムード歌謡っぽいから。
 そういう人もいたと思います。
 しかし、学生時代も一緒で、今もやっているメンバーにとって、大きな影響を与えたのが「大橋節夫とハニーアイランダース」です。オッパチと呼ばれた大橋 節夫さんのバンド演奏を真似て演奏し、新入生が、それを聴いて入ってきた経緯があります。
 今でも、それを引きずっています。フラ曲になじめない、本気で覚えようとしないメンバーがいるのです。
 そんなメンバーでも、自分たちで演奏する「プア・リリレフア」が大好きで、少しずつフラ曲のレパートリーが増えています。
 
 先日の練習で、8人のメンバーのうち3人が欠席。偶然、創立時のメンバー(学生時代からのメンバー)だけになり、古いレパートリーを中心に練習しまし た。この4、5年演奏していない曲でも、 かなりよい演奏が出来ました。
 「俺たち、まだまだ、けっこうやれるなあ」「お前、気の利いたアドリブ出来るんじゃないか」と褒めあったりしました。
 以前のハワイアンバンドが好んで演奏した、スタンダードジャズ。そして、オッパチの作品やスタイルを真似た曲などです。
 オッパチさんへの評価は色々あります。「ハワイアン音楽ではない」「傲慢だ」という批判もありますが、とにかく、オッパチのスチールギター、杉本岩男 (いわお)のウクレレ、中村兄弟のギターとベースは聞かせます。
 

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